■上映期間
6/1(土)〜 6/14(金)
- THEATER0
- 6/1(土)~6/7(金)
- THEATER0
- 6/8(土)~6/14(金)
- ※休館日・毎週火曜日
©2024 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
『MIMI』
青年(横浜流星)が臨床心理士の先生(阿部進之介)に、子どものころに飼っていた猫・ミミとの思い出を楽しそうに語る。けれども実は、ミミは青年が作り出した架空の存在であるという。そんな掴みどころのない青年に先生は、美羅町⺟親刺殺事件の犯人「立花リョウ」について問う。すると青年は、「自分は立花リョウの全てを知っている」と答える。まず彼に関する本や記事を一通り調べ、あとは「対話」によって彼を知ったという青年。「対話は楽しい。でも聞きたくないことを聞かないといけないこともある。彼を知るために必要なんです……」青年が自身と立花リョウの関係について語りだすと、ある真実が浮かび上がってくる。
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『たてこもり』
とある田舎町の喫茶店「喫茶マーず」。そこで働く三兄妹の賢一(橋本稜)、英二(俵山峻)、三津子(佐々木史帆)。客のいない店内に 1 人の男(土佐和成)がやってくる。男は、妻が若い男と心中し、自らも死のうとしたが死にきれずにいる。ここにくる前に、警察官を 1 人、殺してきたと話し出す。「皆を殺して死刑になろうと思って」という殺人犯を前に、命の危機に晒され、恐怖に怯える兄妹たち。「そうだ、幸せな人から殺そう」と犯人に銃を突きつけられた三兄妹は、それぞれの人生で起こった不幸話を競い合う。
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『変哲の⻯』
ある日の昼間、誰もいない公園で竜(又吉直樹)が文庫本を読んでいると、懐かしいにおいが鼻を突く。小学校時代の友人、正樹(山田孝之)の家で一緒にファミコンをしていた部屋のにおいだとひらめいた竜。においを確かめるため、正樹の家を 20 年ぶりに訪れる。竜は懐かしの二階の部屋にひとり寝転がり、「におい」を吸い込む。一階では妻の今日子(伊藤沙莉)が突然訪れた竜を気持ち悪がり、正樹と言い争いをはじめる。小学校時代の竜との思い出を語る正樹と妻の会話を、ドア一枚はさんだところで聞いてしまう。
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『NAIKU』
10 人の風変わりなギャングが、廃墟と化した工業地帯を無謀にもジープで走り回る。ルーフに座り凧を掲げる一人の男が、その場を通りかかった主人公・アドマス(エリック・ヴォジェヴォディン)をギャング達のゲームへ誘う。即座に引き込まれた彼が辿り着いた先は、暴力的なトーナメントだった。決戦の勝者は、一人で凧を揚げる権利が与えられる。目的のわからないゲームに困惑するアドマスだったが、対戦は次第に非人道的な争いへと化す。
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『さようなら、あおいの赤いメガネンティティ』
赤い眼鏡をかけたあおい(北原⿇⾐)はある日、田渕くん(巖川⻁太郎)に告白される。あおいは思った。「田渕くんは本当に私のことが好きなのだろうか。私が赤い眼鏡をかけているから私のことが好きなのではないだろか。赤い眼鏡をかけていたら誰でもいいのではないだろうか」と。それが気になって仕方ないあおいはある作戦を思いつき、自転車で走り出す。
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『駆け抜けたら、海。』
女子大生の綾瀬みつき(松原怜⾹)は、親友の星野うみ(嶺結)に片想いをしている。合コンを抜け出してきた 2 人は閉店間際の銭湯に駆け込む。いつものようにうみの恋愛話を聞かされるみつき。次第にみつきは自身の想いがあふれてしまう。